よずろぐ

えっと、千と千尋って結局よくわかんなかったんだよね。
な～にが「おぉあたりぃ～」じゃぼけぇ。

てなかんじで、もともと期待の少なかった「ハウルの動く城」ですが、最終的には、最後の最後に谷底まで落とされました。

もともとの期待が少なかったから、途中までは見直せたのよ。もう最後の５分でちゅど～～～～～～ｎ(ry
それまでの不満といえば、ソフィーとハウルがなんで惹かれ合ってるのか。なんていうか、それこそ誰かさんみたいに何回かしか会ったこと、話したことのない人へのそれって出会ってから「何口目」ですかってくらいにの時に、「だってハウルを愛してるんだもの！」だとか「ハウルが好きなの！」とかよく言えますか！

まぁ恋は突然やってくるといいますが、んなもん物語に持ってこられたってな～んもおもしろくないです。途中の過程一切無視無視！

そんな感じに、勝手に恋するソフィーなんちゃって９２歳ですが、悪魔になってしまいそうなハウルを助けてあげたいを一心に突き進む青春ラブコメディー。戦争とかやってますが物語の本質とは一切関係なし！まぁ、機体はかっこいいんですがね。

そんなハウルさんもいつしかそんなソフィーさんの押しにやられまして「守るべきものが出来た」とかいって、急に強気になって闘っちゃってたりします。だれと何のために闘っているんだかわかりませんが、とりあえず、２国間の戦争をよけいにややこしいものに取り乱していることにはかわりないです。

とまぁ、なんだかんだいいつつも
ラスト５分までは、途中でハウル城再構築！とか、うちが好きななぜだか過去へワープ、「未来をただすなら、過去を変えるしかない！」的、ジブリにしては初めての試みな展開へ持って行ってさぁラストでどうなる！

ってところで残り５分。時間たりね～んじゃない？

案の定そっからがまるでエヴァンゲリオン最終回のごとく、物語は急激に「オチ」への方向へ。そもそもの戦争が始まってしまったきっかけと、ハウルがなんで悪魔の心を持ってしまったのかと、魔法使いのばあちゃんがどうして心臓を食べたがっているのかを、教えてくださいorz
まぁ悪魔の心はわからんでもないんだけどね、説明足りなさすぎ。

そんなかんじで、キムタクはそんなにしゃべりません。ハウル君は基本的に外出中で、滅多に帰ってきませんから。帰ってきたらフロ入って即寝。そんなヒーローみたことない。まぁ、しゃべってるところはそれなりにかっこいいですよ。そこまでひどくもないし、キムタク連想させるような感じではなかったのでGoodです。

というわけで、この駄作をみんなもレッツエンジョイ！！

ってまぁ、いろいろ細かいこと考えなければ、動きもいろいろあったり仕掛けもいろいろあったり、笑えるところは本気で笑えたりで、パーツとしてみればいい部品は集まってる感じです。そもそも深く考えないで、さらりと展開だけを眺めるタイプの映画だと割り切ってみるのがいいのかも知れない。階段とか、変装と声変わりで「待たれよ」、「きれいな火だねぇ」、が割とツボに入ります。

愛は地球を救う、戦争なんてのはくだらない。なんて深みのないテーマに落ち着きます。

Mr.インクレディブルは来週に先行がありますが、合宿なのでいけないです。だれかみにいこうよ。